支援学級と支援学校の見学
先日、来年から小学校に上がる息子の就学を決めるため、近くの小学校の支援学級と支援学校に見学に行ってきた。
息子は環境が変わると極端に嫌がったりするため、ちゃんとサポートしてもらえるような所がいいのではと指摘されていたためにとりあえず支援学校と支援学級両方行ってみた。
小学校の支援学級は結構色々な子がいて、中には成績が凄くいい子がいる。だけど補助が必要で補助の人と一緒に一般の教室で授業を受けている人がいたり、じっとしていられなくて授業中でも席を立ってしまい、違うことをしてしまう子もいた。
先生はそういう子に無理強いはしないで、帰ってくるのを待っていて戻ってきてからその子の授業を再開したり、他の子の授業もその子にあったペースで進めていたり、カルタなどを使って授業をしたりしていて昔とは違うんだと驚いた。
そして、教室の壁には子供達の書いた文章が貼ってあった。中には小学校一年生の子のもあって、名前を漢字で書いてしっかりした字をしていた。
てか、40過ぎた私の描く字より凄く上手なんだけど・・・(^_^;)
そんな子も支援学級にいることが、凄く驚きで衝撃的だったよ・・・・
私の小学校の時は先生がひとりで何人もの生徒を見ていたし、補助の人をつけたりなんてなかった。
これだったら息子も何とか通えるのではと安心した。
その後、支援学校にも行って来た。
支援学校で色々な説明を受けて各教室を見学した。
知的障害の子達はどこに行くにも補助の人がついていた。そして明らかに見た目に解る位の重い子達だった。
言葉もほとんど喋らず、音楽の時間で先生達や補助の人が歌っていても、あまり声を出して歌っている子はあまりいなかった。
でも、体を動かしそう凄く楽しそうだった。
次に肢体障害の子のクラスに行ったけど、みんな車椅子で、しかも明らかに体を動かせない人が乗るような大きめの車椅子?にみんな乗っていて中には鼻に酸素チュ―ブを着けていた子もいた。しかも、かなりの人数の子がいて私は驚いた。
みんな補助の人が世話をしていた。
何かわからないけど、その子達を見ていたら涙が出そうになった。
体が完全に動かなくても、あの子達は一生懸命に生きているし、介助している人もあの子達の為に頑張っているんだよね。
思ったけど、もしかしてあの子達と私達は例えが変だけど紙一重なのではと思った。
私の子供達も、もしかしたら遺伝子の異常やそうでなくとも出産時のトラブル、その後に病気や何らかの事故で重い障害になっていてもおかしくはない。
逆にあの子達も健常者に生まれて、出産時のトラブルや事故や病気になることもなかったら、普通の小学校に通って普通の生活をしていたかも知れないし・・・と思った。
相模原の事件の犯人だって何らかのトラブル病気でそのような状態になって介助を必要な人生になっていてもおかしくなかったんだよね。
もちろん私達も生きている間は障害を負う可能性がある訳だしね。
先生達や介助する人達がやはり一生懸命やってくれるおかげてこの子達もこの支援学校で授業を受けたり出来るんだよね?
本当に感謝m(__)m
そんな状態でもみんないい表情でニコニコしている子もいた。
この子達はこの子達なりに頑張って生きているんだなあって、凄く思った。
今回見学に行けて本当に良かった。
この子達がもう少し社会に受け入れられるようになって欲しいと願ってる。