40代軽度知的障害者のつぶやきブログ

このブログは自分だけのブログとして始めましたが、公開することで少しでも同じような方の役に立てればと恥を覚悟で公開することにしました。このブログが同じような障害をもつ人の何らかの役に立ちますように。

お世話になった方との別れ


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最近の子供達は季節のせいか、またよく体調を崩すようになった。


そして子供達が元気になってきたころ、訃報の知らせが舞い込んできた。



主人が以前に勤めていた会社の近くのお店の方で主人がすごくお世話になった方が亡くなられたとのこと。



主人はその方のお店でお弁当を買ったりしながらよく世間話をしたりしていたそう。



そのお店の方はよく主人を気にかけてくれたり車が必要になった時に業者の方を紹介してくれたりとかなりお世話になった。



息子が生まれてから二度ほど会う機会があり、息子をとても可愛がってくれてお菓子をくれたり息子もとても喜んでいた。


だけど私が妊娠、娘が産まれてからはなかなか行く機会がなくなってしまい、またここ半年近く電話も出来なかった。



そして手紙だけでもと送ったら身内の方から電話が来てその方が亡くなったことを知らされた。



病気で病院に行った時には手遅れであっという間だったそう•••



主人は特にショックを受け、自分の母親が亡くなったのと同じぐらいショックだとすごく落ち込んでいた。



もう既に葬儀なども終わっていてお店も他の方に譲っているということだった。



主人とその日1日話し合い、急遽行くことにした。残念ながら墓参りもお線香をあげるのも、身内の方との都合が合わないので出来ないけどお店の方に行って密かに手を合わせてこようということになった。


寒い地方なのでこれから先は雪で大変になるし、来年暖かくなる頃は何かと忙しくなるので今しかなかった。



息子はおばあちゃんの所に行くのを喜んでいたけど、死んでしまったことの説明をしてもまだ理解は出来ないみたいだった。



現地に行って、まずお店に行ってみた。



お店の名前も雰囲気も変わってしまっていた。



全然変わってしまった店内を娘を抱っこしながら歩いていると、何となくその方がそばに来て話しかけて来ているような映像が頭に浮かんできて涙が出そうになった。


結構その方は私達のことを気にかけてくれた。


娘が産まれた時もお祝いを贈ってくれた。


色々と気にかけてくれたのに私達は何も出来なかった。


せめてもう少し早く連絡していればと主人も私も後悔している。



息子はその方をおばあちゃんと呼んでいてよく、おばあちゃんの所に行きたいと行っていた。



今回行ったことで、死んだことは理解出来なくてももう会えないということは分かな?



今度はおばあちゃんの所に住みたいと言い出した。



住むことは出来ないけど、また行く機会を出来るだけ作ろうと思う。



最後におばさん、色々お世話になったのに何も出来なくてごめんなさい。


今まで本当にありがとうm(_ _)m


心からご冥福をお祈りします。