40代軽度知的障害者のつぶやきブログ

このブログは自分だけのブログとして始めましたが、公開することで少しでも同じような方の役に立てればと恥を覚悟で公開することにしました。このブログが同じような障害をもつ人の何らかの役に立ちますように。

療育手帳は貰えない?


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先日、療育手帳について話を聞きに市役所に行ってみた。



やはり大人になってからの療育手帳を発行して貰うには、色々と大変らしい。



まず、小さい頃からの通知表を集めたり、なければ子供の頃の関係者(親?)などの聞き取りなど、かなり面倒になる。



私は親とは色々あって疎遠になっているので、どうしても発行してもらうには親に連絡を取って頭を下げてお願いしなくてはならない。



主人と話し合いした結果、無理してそこまでして作る必要はないのでこのまま疎遠の状態でいようということになった。



何だか主人も私の親に対してあまりいい感じには思っていないみたい•••



市役所で話を聞いて思ったことは大人になり、更に年をとってしまうとますます療育手帳の取得は難しくなるということを実感した。



今回私は親との関係を考えて取得は諦めた。




でも思ったのは若い時だったらまだ親も生きていて、もしかしたら通知表なども残っている可能性もあるし、学校の先生とかもまだ何人か近くにいたりして当時の話も聞くことが出来るかもしれない。




でも、年齢が上がればあがるほど親が亡くなったり生きていてもひどい認知症などで聞き取りなどができなくなり、小さい頃の自分のことを知っている人がいなくなってくる。



やはり大人になってからの知的障害判定は全体的に不利だと思った。



小さい頃から知的障害が分かっていれば療育手帳を貰い、必要なサ-ビスや支援を受けることが出来る。



でも、大人になってから発覚して小さい頃からの知的障害が証明出来ないと療育手帳は貰えないし、障害年金も該当していても貰うことが出来ない。



本来障害年金に該当する人が貰えないで、仕事が上手く出来なくて年金を払うことが出来なくなり、滞納してしまって年をとってからも苦しむというとんでもないこともになる。


そう考えてしまうと、やはり療育手帳に該当する人は貰っておいたほうがいいと思った。



親の中には子供に障害者の烙印押すみたいで嫌だと言ってそういったことの診断や手続きを嫌がる人がいると聞く。



でも、それって子供の為になるのかな•••


周りに知られたくなければ療育手帳を貰っていることを言わなければいいし、療育手帳も更新だけして必要な時以外はしまっておけばいいと思う。


私が今まで生きて来て思ったことは例え療育手帳を貰ってなくても行動や態度などで周りはこの人おかしいと気付かれてしまう。



知的障害だと公表したほうがいいか、わからない状態がいいのかは私にもわからないけど、ただやはり脳の機能の問題だからか普通の人とは違うと周りは何となくわかるみたい。




結局周りからは変わった人、変な人扱いされて辛い思いをする。




小さい頃は親が色々助けてあげられるけど、大人になれば嫌でも自立しないといけない。



私も親として、なるべく子供の将来の為になると思うことは出来るだけやっておこうと思う。