シリアのこと
※今回はシリアの化学攻撃と中絶について思ったことを書きますので、苦手な方はスル-でお願いしますm(_ _)m
先日、シリアでの化学攻撃のニュースを見た。
大勢の人が犠牲になっている。
ネットの写真では亡くなった双子の赤ちゃんを抱いた父親の姿があった。
あまりにも辛く悲しかった。
子供達はどんなに苦しかっただろう。父親も子供達をどんな思いで抱いていただろう。
父親の頭の中では子供達が産まれてからの記憶の映像が流れていたかもしれない。
私はつらい日常の中、子供達が産まれてからは子供達の笑顔に救われて希望を貰った。
この父親も子供達から笑顔を貰い、希望を貰っていたのかな•••
とにかく辛すぎる•••
何て人間って残酷なことをするのだろう。
以前、中絶の動画を観たことがあった。
ネットで時々その話題が載っていたりしたので気になって観てみた。
エコ-でお腹の中の様子を見ながら中絶手術をしていた。
お腹の子はお腹のなかに入ってくる器具を嫌がって避けようともがいているみたいだった。
普通の人だったら嫌がったりする様子を気づいてもらえる。
でも、お腹の子はどんなに嫌がって叫び声をあげても気づいてもらうことは出来ない。
その動画を観ても平気で中絶したり、中絶しろとか言える人がいたら、その人は鬼か悪魔だと私は思った。
その動画を何度か止めようと思ったけど、その子は恐怖と苦しみから逃げることが出来ないのに自分は止めたらいけない気がして結局最後まで見てしまい、めまいを起こしてしまった。
この世の中で一番残酷なのは人間ではないかと思った。
シリアでは多くの人達が内戦で命を失っている。
最近は頻繁にテロなども起きて亡くなる人も多くなった。
そして本来なら、産まれてこれるはずだった命も多く親の都合で闇に葬られている。
私自身は中絶反対派でも中絶推進派でもない。どちらかというと反対派よりではある。
だって、妊娠してから命に関わる病気が発見される人もいるし、相手の男に無理やり•••とか、そういう状態の人に何が何でも出産しろとかはそれも酷だと思うし。
ただ、お腹に宿った時点で明らかに命が宿り、人間自身の都合によって消されてしまう命と生まれた後でもこれからの人生を一部の人の残酷な行いによって終了させられてしまう人もいることを忘れてはいけないと強く思った。